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SPITZ JAMBOREE TOUR "あまったれ2005"

02/21 @大阪フェスティバルホール

今回行ったフェスティバルホールは実は初めてだったりするのですが、 地図をネットで調べてみると案外わかりやすいところにあって迷いませんでした。
着いたのが夕方頃だったんですが、開場が17:45と早かったので、(陰陽座ライブは大体18:30) 近くのお好み焼き屋さん(『ぼてぢゅう総本家』朝日店)で手っ取り早く食事しました。 食べ終わってから、とりあえずのホールの建物入りを果たしたんですが、 陰陽座のライブと違ってダフ屋が多い。てか、多すぎやろってぐらいに多い。 そういや、昔モー娘。のイベントに行った事があったりするんだけど、その時も多かったなぁ…。 ホールの建物に入ると、まだ開場前だったので、入り口前で待ち。 ただ待ってるだけっつーのもなんかなぁと思ったので、グッズでも買うか〜と思って並んでみたら…
外まで並んじゃってるよ。てか、長いって列が…orz 結局買ったのは、パンフ(左)とコットンバック(右)。
 
開場になって、実際のホールの中に入ったんだけど、かなり広かったです。(当然のように撮影禁止) 近頃はオールスタンディングばっかりで、こういうホールに入るのはかなり久しぶりなんですが、 その中でもかなりランクが高そうな感じがしました。 てか、後ろの方の席だったけど、かなりステージがよく見えたし。 ちなみにライブスタート当初に会場を見渡したら1階席はほぼ満席でした。いやはや、さすがスピッツ人気というべきか…。
ライブがスタート
初めは最新アルバム『スーベニア』から「春の歌」。 『スーベニア』の中ではこの曲が一番いいんじゃないかと思っていますが、しょっぱなから持ってきますかぁ…。 そこからは3曲連続の『スーベニア』song。 このアルバムの中でもテンポのいい曲を選曲してきたのはさすがに初めだからだと思われる。
3曲終了後、とりあえずの挨拶。観客からの声援に対して何故か草野さん(vo)「ゲッツ!」をやって、三輪さん(g)から「古いなぁ」とツッコまれてた。すると、草野さんは「俺ってこういうの古いんだよねぇ」と言いながら、「三瓶です」もやってた。
その後にはシングルの「さわって・変わって」。ライブDVDで「けもの道」の初めの部分が東京じゃなくてその土地の名前を使うっていうのは知っていたので、「さわって〜」も変えてくれたりするのかなぁと思っていたのですが、やっぱり変えてませんでした。 またその後には、『スーベニア』から1曲歌って、次の曲が流れる。 「ん?何か懐かしいなぁ」と思っていたら「ベビーフェイス」。まぁ売れてからのファンでも知ってる人が多いと思うのですが、『空の飛び方』のTr.9です。 てか、「空も飛べるはず」のC/Wだっけ?シングルは基本的に買わないからわかんないんだけど…。 いやぁまさかこんな古い曲が聴けるとは思いませんでした。 でも、個人的には同じアルバムの「スパイダー」を歌ってほしかった。 次にかかったのがなんとも陽気な「ナンプラー日和」。まぁ沖縄系の曲になるので、所々で盆踊りみたいな手の動きをやっている人がいた。 ちなみに曲の中で流れている三味線はSE。
MCで草野さんのライブのインターバルは座椅子に座っていたという話が出た。そしたら、「その時に俺は座椅子が宇宙に感じた」と言って、「座椅子が宇宙」という即興の曲をやっていた。ちなみにコード進行はE→A→D
「恋のはじまり」が流れる。陽気で明るい曲が続いたがここに来てしっとりムードに。 でもまぁ曲はいいので客がしらけるなんてことは全くなし。 間に「ほのほ」を挟んだが、「愛の言葉」(『ハチミツ』より)から「チェリー」。 田村さんが前のMCの中で今のスピッツで昔の曲をやるとどうなるか楽しみという言葉があったけど、 かなりよかったです。昔のんは昔のやつでいいんだけど、今回はちょっと今のスピッツ風にアレンジされていてかなりよかった。
再びMC。「ひとりぐらしの女の子の家に行くのはどきどきします。ほんとに、こんなアニマルを家に入れてもいいの?」という草野さんの言葉が出て、その流れで次の曲が流れました。
で、上のMCの流れから来たのが「アパート」(『惑星のかけら』)。うわぁ昔のアルバム持ってるファンじゃないと絶対知らないなぁという曲です。 てか、田村さんの発言があったせいなのかやたらと古い曲が流れてます。他のライブでもこんなんなんでしょうか? 次はアルバムの方でも「アパート」の次の曲になっている「シェラフ」。 いくら静かでもしっとり系ですむだろうという当初の予想からはずれ、暗い曲へ。 でも、今風のアレンジでかなりノリのいい曲に変わってた。
また、MC。「大阪はあったかいですか?」という質問に対し、観客が「さむ〜い」と答えると、「そういや今日俺マフラーまいてたわ」と言ってました。そういえば、MCではほとんど草野さん以外の他のメンバーが発言しないなぁ…
「会いに行くよ」はちゃんとアコギを持って弾いてました。やっぱりしっとり系の曲はアコギがよく合います。
今回は1曲挟んでのMC。「ここから飛ばしていきます。」という草野さんの発言。でも、当人曰く、「スピッツの曲は飛ばしてもポルシェとかフェラーリとかじゃなくてターボ付の軽自動車程度」らしい。
で、「渚」。この曲はスピッツの中でもかなり好きな曲上位に上げる曲だけど、やっぱり生はいいっす。というか、この曲はベース音が好き。 続いて、「夢追い虫」。まぁホントに飛ばしまくりますなぁと思いながらめちゃめちゃノリまくってた。 この流れから絶対来るだろうなぁと思った「8823」。まぁスピッツの中では1・2を争うだろう激しい曲ですからねぇ…。草野さんのソロもしっかりきまってかなりノリノリ。 アルバム的な流れで「今」。サビの所の輪唱っぽい所では自分も何故か口ずさんでた。(実際声には出しませんが) あと、ライブDVDでは絶対に入っている「俺のすべて」。まぁめちゃめちゃノリノリだなぁと思いつつ、聴く。 最後の方では田村さん(b)のノリが激しすぎてベースを乱暴に扱いまくる。最終的にはベース取り替えてたし…。 アンコール前の最後に「正夢」。まぁシングルにもなってるし、最新盤にも入ってるから絶対にやるだろうなぁとはおもっていましたが、この位置に持ってくるとは…。 でも、「俺のすべて」で熱くなった状態を冷ますにちょうどいい曲かも。
メンバーが消えた後に、静かな拍手がスタート。陰陽座の時には絶対誰かが「陰陽座」コールを始めるんですが、 スピッツの時はなかった。いつもこんなんなのかなぁ?
で、アンコールがスタートして、初めの曲が「テイタム・オニール」。まぁ最新盤で残ってる曲が少ないから大分限られてくるけど…。
曲が終わるとメンバー紹介。
田村さんは洋服買うのはいいけど、楽器は大切にしてねと言われてたらしい。「俺のすべて」で思いっきりたたきつけてましたが…。でも、当人曰く、「娘との約束を忘れるほど楽しかったです」だそうです。まぁ確かに楽しそうでしたけど。 で、サポートメンバーだけど紹介アリのクジさん(kb)。たこ焼をライブに備えて食べまくってたらしい。タクシーの運転手にも「たこ焼きくさくないですか?」とツッコまれたらしい。何ともまぁ…。 ライブの途中途中で、崎山さん(dr)のマイクが動いてるんですが、その種明かししてました。後ろで20歳の人が動かしてるらしいです。しかも、時々コーラスパートに気付かずにマイクが来てびっくりするそうです。 三輪さんはなぜか漫談風のしゃべり。「グランブルーに出てるジャンレノのまねで「イタリア!」」というのをやってました。ネタわからんし…。しかも大阪は笑いには結構厳しいから誰も笑わない。てか、酷すぎるね、大阪。 そして、草野さんがまたやってくれました。「座椅子に座りすぎてぎっくり腰になった友人がいる」という話の後に「ぎっくり腰には気をつけろ」という即興をやってました。今回はコード非公開。
ライブのラストはアルバム『三日月ロック』のラストも飾っている「けもの道」。てか、ベーススタートの曲だけど、 なかなか始まらなくて、何の曲かすぐにはわからなかった。 でも、テンポはかなりいいので、最後の最後にまた熱くなりました。
今回は初めてのスピッツライブ突入でしたが、かなりよかったです。また行けたらいいんですけどねぇ…
終わってから会場を出ると、
やっぱ暗かった。
ちなみにセットリストはコチラにあります。


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